文字サイズ
背景色の変更

ここから本文です。

等々力渓谷三号横穴

  1. ホーム
  2. デジタルコレクション
  3. 等々力渓谷三号横穴
考古

等々力渓谷三号横穴 (とどろきけいこくさんごうおうけつ)

資料ID 21612
分類 遺跡 > 古墳・塚
文化財指定 都指定 史跡
所在地 等々力1丁目22番 等々力渓谷 公開 [マップで表示

等々力渓谷横穴(墓)群は、等々力渓谷6基以上からなる横穴墓群のひとつで、昭和48年に発掘されている。

横穴墓は全長が13メートルで、崖に横穴を掘った墓室=玄室(げんしつ)・羨道(せんどう)の部分とそこに至る通路である前庭部(ぜんていぶ)にわかれ、横穴部は羨門で区画されている。

墓室内には3体以上の人骨が埋葬され、静岡県湖西地方産の須恵器(すえき)や土師器(はじき)、耳環(じかん)=イヤリング、ガラス小玉などが副葬されていた。

また、2号横穴から出土した土師器は、当時都であった大和(奈良県)で使われていたもので、この横穴に葬られた人物が、都(みやこ)に遥役(ようえき)で働きに行ったことが推定される貴重な資料である。

世田谷デジタルミュージアム

Copylight(C)2019 Setagaya City.All rights reserved.