資料ID | 21613 |
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分類 | 遺跡 > 古墳・塚 |
文化財指定 | 都指定 史跡 |
所在地 | 等々力1丁目18番 非公開 [マップで表示] |
御岳山古墳は、国分寺崖線上の高台、上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかの1基で、全長54メートル、後円部直径40メートル、高さ7メートルで、野毛大塚古墳に次ぐ規模をもった大型の帆立貝形古墳である。
大正6年(1917)年に七鈴鏡(=東京都指定文化財)が発見され、昭和25年(1950)には後円部墳頂で埋葬施設が発掘され、鉄製短甲2両や鉄製武器などが出土しています。また、平成4年と平成11年の発掘調査で、周溝から埴輪が出土しています。
これらの出土品から、野毛大塚古墳から50年ほど後の5世紀中ごろ(約1,550年前)につくられた古墳と考えられ、野毛古墳群の首長墳系列の動向を知る上で重要です。