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祖師谷大道北遺跡出土独鈷石

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考古

祖師谷大道北遺跡出土独鈷石 (そしがやおおみちきたいせきしゅつどどっこいし)

資料ID 21619
分類 遺物(出土品)
文化財指定 区指定 有形文化財(考古資料)
文化財指定日 2011/12/19
所在地 宇奈根一丁目8番21号 宇奈根考古資料室 非公開 [マップで表示

 この独鈷石(どっこいし)は、祖師谷大道北遺跡(上祖師谷6丁目)から出土した石器。独鈷石は、その形が仏具の独鈷に似ていることから名付けられた。
 この石器は、縄文時代後期(約3,500年前)から弥生時代中期(約2,000年前)にかけて使われた。初めの頃は両側が同じ大きさをしていて、刃がついた実用的な斧(おの)であったと考えられている。本例もまた、刃の先端や中央の凹みには使われた跡がみられる。
 独鈷石は、東日本各地から1,000点ほどが出土しているが、東京都内で完全な形での独鈷石の出土例は わずかに数点で、区内では初となる。
【関連項目】
・祖師谷大道北遺跡[https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/22824/detail/]

世田谷デジタルミュージアム

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