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せたがや歴史文化物語

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011世田谷の湧水をめぐる

遺跡と湧水の深いつながり

 世田谷区内には100ヶ所以上の湧水が確認されていますが、水が流れ出ている湧水の多くは国分寺崖線沿いにあります。地層の隙間からしみ出た水が集まって流れを造っていくのです。
 人の暮らしにはいにしえの時代から水の利用が欠かせません。縄文時代を生きた人々も、水の利を得やすい場所に住居を構えていました。
 成城・上神明遺跡は、崖下から湧水が今も豊富にわき出るところです。江戸時代には、田に引く水をあたためてから利用するため、三つの小さな溜まりをつくっていたことから「みつ池」緑地の名の由来となりました。
 大蔵3~4丁目にかけて国分寺崖線下、仙川に沿って湧水が流れる場所があります。崖線上の大蔵遺跡は、旧石器時代からつづく集落跡です。

世田谷デジタルミュージアム

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