資料番号 |
1883 |
資料ID |
10842 |
分類 |
生産・生業 > 農耕 |
員数 |
1 |
寸法 |
117×101.7×55.5 |
稲刈りの際に稲を濡らさないよう田んぼの脇まで運び出す舟の後部に、田植え前に土をならす馬鍬が付けられている。
幕末から明治期の篤農家として知られる松澤村の鈴木久太夫の碑文(目黒区瀧泉寺境内)には、慶応年間中(1865~1867)に久太夫が船犂を創製したとある。
明治27年(1894)出版の『家庭教育修身龜鑑』では船犂ではなく、「船馬鍬」と紹介していることから、同様のものかと思われる。