資料ID | 12 |
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分類 | 文書類 > 石井家 |
員数 | 195点 |
文化財指定 | 区指定 有形文化財(古文書) |
文化財指定日 | 平成21年12月10日 |
石井家文書は、そのほとんどが旧大蔵村出身の文人・石井至穀の著作で占められている。至穀は、安永7年(1778)、大蔵村の名主を勤める家に生まれた。江戸で学んだのち、大蔵村に帰り家督を継ぐが、これを弟に譲って御家人株を買い、幕臣となった。幕府の編纂する「古今要覧」編集にたずさわり、主任・屋代弘賢から考証学を学んだ。自らも数多くの歴史書を著し、74歳で書物奉行となった。これらの著作は世田谷の郷土史を知る上でも、極めて重要な史料である。