資料番号 |
097-0023 |
資料ID |
16876 |
分類 |
生産・生業 > 漁労 |
資料群 |
民家園収蔵資料 |
世田谷名 |
モリ |
川で魚をとる時に、箱眼鏡(はこめがね)とセットで使われた漁具。箱眼鏡で水中をのぞき、銛で魚を突き刺してとった。鉄製の鉾(ほこ)に、木製または竹製の細長い柄がつけられる。ねらう魚によって、鉾の大きさや柄の長さが違った。
本資料は、フナなどをとる時に使われていた。世田谷では、本資料のように、鉾が小さく先端にアゴ(かえし)がついていないものをヤスと呼ぶこともあった。ヤスはアユやハヤ(ウグイのこと)、フナなど小型の魚をとるために使われた。