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旧荏原郡用賀村名主飯田家関係史料

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歴史 資料群

旧荏原郡用賀村名主飯田家関係史料

資料ID 2
分類 文書類 > 飯田家(旧荏原郡用賀村名主)
員数 1,169件(古文書1,156件、書画4件、資料9件)
文化財指定 区指定 有形文化財(歴史資料)
文化財指定日 平成25年3月29日指定

飯田氏は、菊池氏を名乗り後北条氏に仕えていたが、16世紀の末ころ、用賀に来て村の開発にあたったと伝えられる。飯田家は、元文4年(1739)から二代にわたり、彦根藩世田谷領代官を勤めるが、天明6年(1786)年貢未進で失職し、闕所・所払いとなった。当時すでに分家していた当主の弟が跡を継ぎ、村の名主を勤めた。飯田家には、用賀村の古文書、村絵図などが遺されたほか、幕末期に彦根藩への御用金調達や、ミニエール銃献上に関する史料もある。また、明治画壇の重鎮・菊池容斎と飯田家は婚姻関係にあったことで、容斎の描いた絵画も遺っている。用賀村の古文書は飯田家のほかにはほとんど確認されていないため、史料的価値が高いこと、さらに絵画などから、近世上層農民の文化嗜好や豊かな生活を伺い知ることができる。

世田谷デジタルミュージアム

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