おひつ

資料番号	270-0003
資料ID	20993
分類	食 > 貯蔵・保存
資料群	民家園収蔵資料

　炊いた飯を入れて、一時的に保存する道具。飯櫃（めしびつ）とも呼ばれる。木製のため適度に通気性があり、かつ保温性もある。夏には、蒸れて腐りにくいように、網目状に編まれた竹製の蓋に取り替えて、より通気性を良くした（画像の竹製の蓋は参考資料）。
　本資料は、昭和初期頃まで使用されていた。世田谷の農家では、朝のうちに昼の分の飯もまとめて炊いておき、朝の残りの飯をおひつに入れておいた。