資料ID | 21618 |
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分類 | 遺物(出土品) |
員数 | 175 |
文化財指定 | 区指定 有形文化財(考古資料) |
所在地 | 宇奈根一丁目8番21号 宇奈根考古資料室 非公開 [マップで表示] |
国分寺崖線に沿った高台、瀬田1丁目一帯に広がる瀬田遺跡では、第18次と第24次の2回の調査で、環濠(かんごう:集落を取り囲んだ堀のようなもの)が発見された。
この環濠からまとまって出土した古墳時代の土器群は、古墳時代前期(約1,700年前)に使われた土師器(はじき)とよばれる土器のほぼ全種類がそろっている。
この土器群には、(1)弥生時代からの伝統を引き継いだ土器、(2)東海地方西部から運び込まれた土器、(3)運び込まれた土器を模倣して製作された土器が含まれ、古墳時代初めころの関東地方のようすを知ることができる貴重な資料である。