資料ID | 21620 |
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分類 | 遺物(出土品) |
文化財指定 | 区指定 有形文化財(考古資料) |
文化財指定日 | 2013/03/29 |
所在地 | 宇奈根一丁目8番21号 宇奈根考古資料室 非公開 [マップで表示] |
この土器は、奥沢台遺跡(奥沢6丁目付近)の「土坑墓(どこうぼ)」とよばれるお墓から出土した縄文時代後期(約4,000年前)の縄文土器で、注口部分は欠けてたが、ほぼ完全な形をしている。この形の土器が形を保ったまま出土することは少なく、区内ではこの他に1点が知られているが、本例は把手(とって)ではなく、角状の突起が付けられていることが特徴である。
注口土器は縄文時代後期から晩期(約4,500~2,500年前)にかけてみられる特徴のある土器で、容器の側面に液体を注ぐための細長い口がついた現代の土瓶や急須の形をしているが、どんな液体を入れていたのかわかっていない。