文字サイズ
背景色の変更

ここから本文です。

喜多見のまむしよけ

  1. ホーム
  2. デジタルコレクション
  3. 喜多見のまむしよけ
民俗

喜多見のまむしよけ (きたみのまむしよけ)

資料ID 21631
分類 信仰・行事 > 風俗慣習
地域
実施団体 喜多見
文化財指定 区指定 無形民俗文化財(風俗慣習)
文化財指定日 1987/03/25
所在地 喜多見 非公開

 喜多見周辺の村々では、春、青大将やマムシが出てくる頃になると、蛇除けの神符を貰う風習があった。この神符は畑に出るとき懐中に入れたり、蛇の出てきそうなところに貼ったりしていた。また、藪や草むらを歩くときには「伊右衛門、伊右衛門」と唱え、こどもたちは「蛇もまむしもどっけどけ おいらは喜多見の伊右衛門だ 槍も刀も持ってるぞ ヂヨツキリ切られて腹立つな」と唄ったという。
 神符の発行の他に、まむしに噛まれてやって来た人に行なう毒消しの呪法が、当主に代々伝えられている。

世田谷デジタルミュージアム

Copylight(C)2019 Setagaya City.All rights reserved.