資料ID | 21631 |
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分類 | 信仰・行事 > 風俗慣習 |
地域 | 砧 |
実施団体 | 喜多見 |
文化財指定 | 区指定 無形民俗文化財(風俗慣習) |
文化財指定日 | 1987/03/25 |
所在地 | 喜多見 非公開 |
喜多見周辺の村々では、春、青大将やマムシが出てくる頃になると、蛇除けの神符を貰う風習があった。この神符は畑に出るとき懐中に入れたり、蛇の出てきそうなところに貼ったりしていた。また、藪や草むらを歩くときには「伊右衛門、伊右衛門」と唱え、こどもたちは「蛇もまむしもどっけどけ おいらは喜多見の伊右衛門だ 槍も刀も持ってるぞ ヂヨツキリ切られて腹立つな」と唄ったという。
神符の発行の他に、まむしに噛まれてやって来た人に行なう毒消しの呪法が、当主に代々伝えられている。