資料ID | 21658 |
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分類 | 彫刻 > 仏像 |
員数 | 1軀 |
寸法 | ①像高60.6センチ、②頂から顎19.7センチ、③際から顎11.6センチ、④耳張15.1センチ、⑤面幅12.4センチ、⑥胸奥15.0センチ、⑥腹奥17.3センチ、⑦臂張36.9センチ、⑧膝張50.2センチ、⑨膝奥34.5センチ、⑩膝高(左)8.8センチ、⑪膝高(右)8.9センチ |
形態・材質 | 檜材、割矧造、玉眼嵌入、肉髻朱・白毫(水晶製)各嵌入 |
文化財指定 | 区指定 有形文化財(彫刻) |
文化財指定日 | 昭和56年4月22日 |
本尊の阿弥陀如来坐像は平安朝の繊細な王朝趣味が良くあらわされ、温容な顔立ちで、ほっそりとした頚、やや薄手の体軀、衣の襞や彫りのすべてに丸みとなだらかさが強調された特徴をもっている。形状から、平安時代末から鎌倉時代初期に制作されたものと推定されている。延享元年(1744)に本像の脇侍として観音、勢至(せいし)菩薩像が造立されたことが知られているが、それ以前の伝来は分かっていない。