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木造珂碩上人坐像(開山堂安置)

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美術

木造珂碩上人坐像(開山堂安置) (もくぞうかせきしょうにんざぞう(かいざんどうあんち))

資料ID 21671
分類 彫刻 > 仏像
文化財指定 都指定 有形文化財(彫刻)
所在地 東京都世田谷区奥沢7丁目41番3号 浄真寺 非公開 [マップで表示

 江戸時代の製作。像高74・8センチ。寄木造。玉眼嵌入。彩色仕上げ。
 『江戸名所図会』に「開山珂碩上人像、上人生前、如来の霊示再三なるに依りて、是を彫造ありし」と記される像にあたる。万治元年(1658)、珂碩42歳の時の姿とされ、いかにも壮年期の傑僧の俤が伝えられており、顔の表情も個性的で、体軀の釣合いもよく、江戸時代における肖像彫刻の白眉といえよう。作者は不明ながら、専門仏師の作に比定すべきである。
 当寺の行事「お面かぶり」の時に輿に乗って出座するのはこの像であり、平生は開山堂正面の檀上に、厨子に納めて安置されている。

世田谷デジタルミュージアム

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