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志村家住宅

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建築

志村家住宅 (しむらけじゅうたく)

資料ID 21696
分類 近代建築
年代 昭和14年頃 (1939頃)
文化財指定 区指定 有形文化財(建造物)
文化財指定日 平成22年11月26日
所在地 成城 内部非公開

この住宅は昭和13年(1938)に白鳳社建築工務所が設計・施工した建物である。同社は大正10年(1921)に創建された建築設計施工会社である。東京を中心に活動し、主に住宅を扱う工務店的な性格の強い会社である。建物は昭和14年(1939)頃に竣工したと考えられている。住宅は外観を洋風、内部を和洋折衷で計画している。また、屋敷地は大正14年(1925)より成城学園の後援会地所部が分譲したところである。この分譲地では住宅地の外周は板塀や煉瓦塀は風致を害すとして、コンクリートか大谷石で土留めをし、芝を貼った土堤に小樹木を植えるか生垣にするよう申し合わせがあった。現在でも志村家住宅は分譲当時の雰囲気を残す住宅として重要な文化財となっている。

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