資料ID |
21812 |
所在地 |
宇奈根2丁目24番2号 観音寺 [マップで表示] |
観音寺は薬滝山修善院と号す天台宗の寺院である。永正年間(1504~21)の創立で、開山は川越喜多院の第14世実海僧正であると伝えられる。もとは小田原にあり、円正寺と称していたが、兵火のため延焼し、再興の際「円正」と「延焼」の音がおなじであるのを嫌って寺名を観音寺と改めたという。また一説には本尊が十一面観音であることから観音寺としたとも言われている。
古くより秘仏である十一面観音立像は平安時代後期の造立と考えられ、区有形文化財に指定されている。