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木造不動明王及八大童子像

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美術

木造不動明王及八大童子像 (もくぞうふどうみょうおうおよびはちだいどうじぞう)

資料ID 46106
分類 彫刻 > 仏像
作者 康円。彩色は重命。
形態・材質 彩色。切金。玉眼。
文化財指定 国指定 重要文化財(彫刻)
文化財指定日 昭和12年08月25日
所在地 東京都世田谷区下馬4丁目9番4号 世田谷山観音寺 [マップで表示

九軀一具の像で、奈良県内山永久寺観音堂旧蔵品。
八大童子のうち清浄比丘の像内には紙本墨書の造像願文が納入され、それによれば、金剛仏子乗恵以下四名を勧進沙門とし、大仏師法眼和尚位康円と絵仏師法橋上人位重命によって、鎌倉時代の文永9年(1272)に造立されたことがわかる。作者康円は慶派を代表する仏師である。
像はいずれも檜の一材から根幹部を作り、首柄や両足を割り矧いで、これに手や条帛、天衣を矧ぎつける。彩色と切金を用いる。昭和12年(1937)に重要文化財に指定された。

世田谷デジタルミュージアム

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