資料ID | 50048 |
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員数 | 5本 |
寸法 |
樹高27メートル、幹周4.35メートル、根元周囲5.6メートル ※5本中最大のものを掲載 |
文化財指定 | 区指定 天然記念物 |
文化財指定日 | 2024/02/21 |
所在地 | 喜多見4丁目17番1号 公開 [マップで表示] |
境内には、多数のケヤキを確認できるが、この5本は、他樹に比して樹高は秀でて高く、樹林地のスカイラインを形成しており、境内景観を特徴づけている。なお、これらの樹齢は、約80~140年と推定される。
ケヤキは幹が太く、真っすぐ高く成長するため、防風や建築材等の利用のために屋敷林として植えられた。かつての喜多見地区の農村集落でも、敷地境界にケヤキを列植し屋敷林としていたが、それらの多くは宅地化とともに伐採されていった。慶元寺には、現在も列植された5本のケヤキが樹形の整った巨樹となって残されており、喜多見一帯が農村であった頃を想起させる景観を形成している。