掲載日:2022年11月10日
今日、ススキ、ヨモギ、フキ、ドクダミなど、家の周りやまちにはいろいろな草花を見ることができますが、わたしたちの暮らしと関わりのある草花は、果たしてどれほどあるでしょうか。
かつて、村の中で季節ごとに変化する草花は、今以上に多くの場に生息していました。また、それらは食べたり、薬に利用したり、神仏の供物に使ったりするなど、暮らしの様々な場面で使われていました。
本展では、農家の暮らしや村の風景を彩っていた草花に着目し、世田谷の歴史の一端を探ります。
なお、本展示にあわせて、旧城田家住宅主屋で再現風景の展示をしています。暮らしの中で使われていた
草花をご覧ください。
<旧城田家住宅主屋での再現風景の展示>
写真上左から:草花を使った食事、着物に使われた色/写真下左から:竹製の道具、ハレの日に使われた草花
また園内では、草花とともに暮らしていた頃の景観を、四季を通じてご覧いただけます。
<園内の景観再現>
写真左から:早春の竹山(旧加藤家)、春の田に咲くゲンゲ(旧加藤家前の田)
会期 開園時間 |
令和4年11月1日(火)から令和5年1月1日(日・祝) 9時30分から16時30分 ※毎週月曜日と12月28日(水)から31日(土)は休園 ※元日は特別開園のため、開園時間は10時から15時30分 |
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会場 |
世田谷区立 次大夫堀公園民家園 消防展示小屋 |
入園・観覧料 | 無料 |
民家園内の景観とあわせて、展示内容を解説します。
日 時/①令和4年11月20日(日)、②令和5年1月1日(日・祝)
※いずれも14時から14時30分
会 場/世田谷区立次大夫堀公園民家園 消防展示小屋
定 員/15名(先着順、当日直接会場へ)
農村にみられる冬の草花を紹介します。
何気なく目にしている草花を、ゆっくりと観賞してみませんか。
展示期間/令和4年11月19日(土)から24日(木)
※21日(月)は休園
会 場/世田谷区立次大夫堀公園民家園 旧安藤家住宅主屋
展示協力(生け込み)/笹尾聡美氏(華道家)