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せたがや歴史文化物語

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017常盤姫にまつわる伝説を伝える物語

『江戸名所図会』常盤橋では、旅人が村の女性に道を尋ねています。
女性が指さす方向は常盤塚でしょうか。この塚は世田谷ゆかりの民話、鷺草伝説にまつわる史跡です。ある日、世田谷城・吉良頼康は狩りに出て短冊をつけた一羽の白鷺を射止めます。短冊の和歌に心惹かれた頼康は、詠み人を捜し出し、奥沢の大平出羽守の娘・常盤を側室に迎えたいと望みました。
結ばれた二人は鷺を飼い幸せに暮らしていました。やがて懐妊した常盤は側室たちに嫉妬され、罠にはめられて自害をとげます。後に側室達の悪事は露顕し処罰されますが、世田谷城では不穏なことがつづき、悔やんだ頼康は常盤を手厚く葬ったということです。
 鷺草伝説は、『名残常盤記』という江戸時代中期に成立した説話物語を基にしたお話です。中世の世田谷領主であった吉良頼康など実在の人物が登場するほか、区内の地名などもちりばめられています。
悲恋に散った常盤姫にまつわる、伝説の地をめぐるストーリーです。

世田谷デジタルミュージアム

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