資料ID | 21919 |
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彦根藩世田谷領代官。大場家第十代の当主。遠江国周智郡下山梨村(静岡県袋井市)に久野金右衛門宗保の次男として生まれた。幼名を金蔵、初名を宗寿(のち影運)という。寛政5年(1793)、世田谷代官大場家の跡継ぎとなり、翌年代官の職に就く。代官就任早々、民政改革に着手し、多くの業績をあげた。職務の指針として著した『世田谷勤事録』、『自然賛』、『県の礎』、世田谷領の歴史を編年体で綴った『公私世田谷年代記』、大場家の一年の仕来り・行事を記録した『家例年中行事』は、世田谷の歴史を知る上で貴重な文献となっている。
【関連項目】
・世田谷代官屋敷 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/21914/detail/]
・大場家住宅主屋及び表門 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/21707/detail/]
・自然賛 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/539/detail/]
・家例年中行事 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/538/detail/]
・代官(弥十郎の栄光と悲哀・上) [https://youtu.be/mOVUFPkL3F0]
・代官(弥十郎の栄光と悲哀・下) [https://youtu.be/mLz2pdjTN7g]