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木造岡本黄石正座像

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歴史 件名

木造岡本黄石正座像 (もくぞうおかもとこうせきせいざぞう)

資料ID 8737
分類 器物類 > その他
寸法 像高 70㎝
文化財指定 区指定 有形文化財(歴史資料)
文化財指定日 平成17年3月23日

 岡本黄石は、文化8年(1811)に彦根藩中老・宇津木家に生まれ、12歳で藩の軍学師範岡本家の養子となり、嘉永5年(1852)には同藩の家老となった。万延元年(1860)「桜田門外の変」で藩主井伊直弼が暗殺されると、黄石はその事後処理にあたり、藩の存続のために尽くす。維新後は、政府より士官を勧められたものの応じず、隠居生活を送り、明治漢詩壇の重鎮として門弟の指導にあたった。正座像は、黄石が73歳の明治16年(1883)に制作された等身大の肖像彫刻で、その風貌を忠実に表現している。
【関連項目】
・豪徳寺 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/21755/detail/]
・井伊直弼 [https://setagayadigitalmuseum.jp/collection/21915/detail/]

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